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岡田克也代表記者会見(7月10日)

岡田克也代表記者会見
2016年7月10日(日)23時50分~24時22分
編集・発行/民進党役員室(項目ごとに編集しました)

★会見の模様を以下のURLで配信しています。

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■質疑
○参議院選挙開票結果を受けて

【ニコニコ動画・七尾記者】
 代表は、本日の各社のインタビューで、野党共闘について「市民が中心となって野党共闘が実現し、新しい民主主義が始まった」と発言されている。そこで、この先の選挙においても、市民が求めれば、今回のような野党共闘は選択肢の一つとしてあり得るのか。

【代表】
 基本的にはそう考えています。今まで、我々の選挙でなかなか関心を持っていただけなかった若い人とか、あるいは、それこそ赤ちゃんを連れたお母さん達とか、そういう方々に熱心に参加していただいた選挙区が多いのですね。そういった新しい民主主義が始まったということを私は非常に高く評価していますので、これからもそういう形がさらに広がっていくことを期待したいと思っています。

【テレビ東京・森本記者】
 次の代表選、「まだ白紙だ」という話が先ほどあったが、代表ご自身の思いとして、3年前からここまでやっと戻ってきて、この後まだ見届けたい、率いていきたいという思いというのはいかがか。

【代表】
 今まだ、選挙が終わったところですから、これからしっかりと考えたいと思います。白紙です、そういう意味では。

【読売新聞・中田記者】
 選挙の結果について、「与党で改選過半数」「改憲勢力で3分の2」というような情勢になったが、率直に結果についての受け止めをお願いしたい。

【代表】
 これが、正々堂々と安倍さんが憲法改正を掲げて論戦した結果であれば、我々、力が足らなかったということです。もちろん、残念ながら3分の2を許してしまったことは事実ですが、逃げて逃げて、争点から逃げてしまって、ある意味ではかみ合わないまま終わってしまっていますから、私は、こういう戦いはいい戦い方ではなかったと。総理大臣であれば、そして自らが憲法改正をしっかりとお考えのはずですから、堂々と選挙で問うのが普通の総理のあり方ではないかと思います。そこは非常に残念です。

【読売新聞・中田記者】
 代表は以前に、「きちんとした結果が出なければ、次の代表選に出るつもりはない」と発言された。3分の2阻止についても、「それは最低限の、絶対に阻止しなければいけないラインだ」とも発言されていたが、今回の「改憲勢力3分の2」という結果を受けて、きちんとした結果が出たと考えられるか。

【代表】
 まあ、しっかりと争点になって議論された結果ではないですね。

【産経新聞・松本記者】
 憲法について伺いたい。選挙戦でも代表は、「安倍首相は憲法9条を変えようとしている」と繰り返し危機感を表明されていたが、改めて憲法9条改正の是非に関する見解を伺いたい。

【代表】
 これは5月の党首討論で、国会の場で総理ははっきり言われたわけです。一体総理の考える日本国憲法の平和主義は何か、という私の問いに対して、「侵略戦争をしないことです」という驚くべき答弁をしている。
 私は、日本国憲法の平和主義というのは単に侵略戦争をしないという当たり前のことを言っているのではなくて、やはり専守防衛であり、海外で武力行使しない、これが日本国憲法の平和主義だと考えています。従来、歴代総理大臣はそういうふうに専守防衛ということはずっと言ってきたと思うのですが、もう完全に変えてしまっていると、非常に危機感を持っています。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 3年前、東京都から議席を失うような屈辱からしたら、今回は一応、民進党として大底を抜けたのではないか。とりわけ先ほどおっしゃった市民を軸とする戦いという意味では、ではどこでその成果が上がったのかというと、やはり愛知で、手づくりで公募の候補が二つ目を取ったというのは大きかったと思う。そういう意味で、3年前と比べて今回どうなのか。大底を抜けたのか、新しい戦いの原点をどこに見出したのか、その2点を伺いたい。

【代表】
 3年前は底だったと思います。17人しか参議院選挙、当選できなかった。1人区はゼロです。それと比べると、今回は1人区で、落としたところもありますが、当選できたところもかなりあって、増えたことは間違いないと思います。まだ再建途上です。しっかりと、これからみんなで力を合わせて政権を担えるところまで持っていかなければいけない。そういう意味では、次の総選挙が非常に大事だと思っています。

【日本経済新聞・学頭記者】
 今回、「2/3を取らせない」というポスターも作って選挙戦を戦った。実際、改憲勢力が今3分の2に届く見込みになっている。代表選もあるが、執行部の責任についてどう思われているか。

【代表】
 「3分の2」とは一体何なのかというのは、私、よく質問を受けたのですが、答えていないのですね。ベースになっている数字は、私は選挙の時に「与
党で3分の2」ということを言っていたのですが、「改憲勢力で3分の2」と言った時に、どこまで「改憲勢力」に含まれるかというのはいろいろな解釈がある。ですから、我々はスローガンとして3分の2ということを掲げました。

【日本経済新聞・学頭記者】
 確認だが、ポスターで掲げられたのは、与党による3分の2の阻止であって、今回の改憲勢力が3分の2を取りそうだということについては、特に責任はないとお考えか。

【代表】
 責任がある・ないということではなくて、特にそれはメンションしていないということです。おおさか維新の会は改憲勢力ではありますが、9条は変えないと言っています。私は、9条が一番問題だということをずっと一貫して言ってきた。いろいろな解釈があるのだと思います。

【NHK・花岡記者】
 憲法改正について伺いたい。改憲勢力が3分の2を取ったということで、今後、具体的な改憲の道筋、どういった手順でやってくるのか、そういったことが焦点になるかと思うが、それに対する民進党としての戦い方、これから憲法改正の動きに対しての対応を伺いたい。

【代表】
 まず、与党がどういうふうに考えているのかということを明確にしてもらう必要があると思います。
 谷垣幹事長は、選挙の間一貫して「野党第一党が賛同しない限り、憲法改正はできない」と、話し合い路線を強調されていました。安倍さんは何も語らずに。そこが本当に一致しているのかということがあります。安倍さんの今までの挑発的な、「憲法を変えちゃいけないという無責任な勢力」とか、いろいろなことを今まで言ってきたわけですから、その物言いと、選挙期間中の谷垣幹事長の言い方は明らかに大きなギャップがあります。本当のところは、自民党がどう考えているのかと。
 それから公明党も、「自分達は“加憲”であって、全面的に変えるようなことは考えていない」ということですから、まず与党でどういう形で何を変えたいのかということを明確にしてもらう必要があると思います。
 あわせて、総理の立憲主義の解釈がいまだに私は理解できませんので、本来の意味で権力を縛る、それが憲法であるということを明示しないと、違う解釈で憲法を論じるというのは、私はそれはナシだと思います。

【NHK・花岡記者】
 安倍総理は「今度の臨時国会で、憲法審査会について動かしていきたい」という発言があった。今、代表はいろいろな前提条件をお話しされたが、その条件が整っていない時には、審査会に対しての議論というのは応じられないとお考えか。

【代表】
 安倍さんが憲法審査会を動かしていきたいというのは、これまた選挙の時の発言ですから、どこまで本気なのかわかりませんよね。選挙の時に、いいかげんなことをいっぱい今まで言ってきたわけですから。
 国会でも、「憲法審査会でなぜ議論しないんだ」みたいなことを言いながら、実はこの前の国会で一度も開いていないわけですね、実質的には。それはやはり与党が開いていないわけですから。この辺の不信感というのは、我々あります。まずきちんと説明してもらいたいと思っています。
 そして、議論する前提はやはり、立憲主義というのをどういうふうに考えているのかと。中山調査会の時代などは、もっとお互いに信頼関係があって、そして立憲主義についての考え方もきちんと一致したものがあって、それで議論していた。それを全部壊しているのは総理ですから、まず総理のほうがきちんと考え方を明らかにする必要があると思います。

【日本農業新聞・山崎記者】
 農業関係で伺いたいが、今回、野党統一候補でTPP反対ということで足並みをそろえていたと思うが、それは今回、争点になり得たのかということと、今回、東北・甲信越の農村地帯で1人区をよく勝利された。これに対する受け止めをお願いしたい。

【代表】
 いろいろな要素があって東北や長野、山梨、ここで勝利できたと思います。TPPの問題もその一つだということは、そのとおりだと思います。
 2012年の選挙の時に「TPP絶対反対」というポスターを貼りまくった自民党に対して、お返しをするのはこの参議院選挙ですよということは、私、申し上げてきました。そういう思いで自民党に投票しなかった方はかなりいらっしゃると思います。

【ビデオニュース・神保記者】
 先ほど、今回の選挙は憲法改正に対する審判ではないというお話だったと思うが、民進党に対しては、この選挙の結果はどのような有権者の審判が下ったものと代表は受け止めているか。

【代表】
 3年前と比べるとかなり回復途上にあると。途上ではありますが、議席は増やしています。そういう意味では、「まだまだ十分に期待はできないけれども、しかし頑張って」という、そういうことだと思います。私も選挙をやっている間に、「とにかく安倍政治を止めてくれ」とか、悲鳴に近いような声で随分言われました。多くの方にそう言われました。民進党に対して、もっと頑張れという期待感の表れでもあると思います。

【ビデオニュース・神保記者】
 「十分に期待はできないけれども、頑張って」の「期待はできない」ところというのは何だったと岡田さんはお考えか。

【代表】
 いろいろな要素があると思いますが、安倍さんも相当レッテル貼りをしましたよね。何かあるとすぐ、「民主党時代の、あの暗い時代に戻るのか」とか、「民主党時代に雇用が悪かった」とか。その中のかなりの部分は非常に不当なものだと私は思いますが、なかなかそういったことも選挙の最中に議論する機会も与えられず、残念ながら最後の2週間、党首間の討論なしですから。そういう中で一方的な安倍さんの強い発言、テレビコマーシャルも含めて、そういうものに流されていったというところはあったと思います。我々の力が足らなかったことも事実です。

【日本テレビ・原記者】
 先ほど代表は「次の代表選に出るかどうかは白紙だ」とおっしゃたが、その理由は何なのか教えていただきたい。今回の選挙結果が関係しているということなのか。

【代表】
 まず、任期の間は私はきちんと責任を果たさなければならないと思います。次の選挙のことは、少しゆっくり考えたいということで、別に理由はないのですが、今決めなければいけないことではないと思います。

【共同通信・光山代表】
 今回、「改憲勢力3分の2をうかがう」ということで、間もなく結果も出ると思うが、代表ご自身として今回の結果について、敗北したという認識ではないということでよろしいか。

【代表】
 “ガチンコ”で戦ってそれで取られたら、敗北したということでしょうけれども、逃げて逃げて、逃げられて、結局、戦いになっていない。そういう意味では、すっきりしない。もう少し、総理であれば堂々と議論すべきではなかったかと思っています。

【Buzz Feed Japan・石戸記者】
 先ほどの、「止めてほしい」という期待があったという「安倍政治」とは、岡田代表にとって「安倍政治」を定義すると、どのようなことになるか。

【代表】
 それは人によっていろいろあると思いますので簡単には言えませんけれども、一言で言うと、私は「国民に対して不正直な政治」だと思います。重要なことを説明しない。今回も、年金積立金の損失の話も発表しない、憲法も争点から隠す、テレビの党首討論も投票日から2週間はやらない。国民に対してしっかり説明していって、理解を求めて、正々堂々と選挙戦をやる、そういう総理ではない。やはり、それが安倍さんの一番の問題ではないかと思います。

【産経新聞・松本記者】
 先週の記者会見で代表は、民進党の参院選での獲得目標の議席数について、「一定のラインは私なりに持っている」とお答えになった。今回の結果は、その「一定のライン」には達しているとお考えか。

【代表】
 ちょっと足らないですね。私としては、17の2倍というのが念頭にあった数字なんです。

【日経ビジネス・田村記者】
 今年に入って景気の実感はかなり厳しくなってきている。足元の円高も進んできているが、それに対して民進党は「成長と分配」と言ってこられたが、それで選挙民に実感として理解されたと思われるか。

【代表】
 理解されたとは思います。私達の言っているのは、安倍さんとは全く違う。安倍さんは成長の「果実」を分配すると。それは具体的には何かと言ったら、税収が上振れした部分を介護とか子ども・子育てに充てますということです。前回の補正予算はまさしくそういうことでやられたわけです。
 だけど私達は、それだと税収が上振れしていた時はいいけれども、そうでない時は、じゃあ子ども・子育てとか介護はやらないということですかと。現に今年度は恐らく税収見積もりよりも税収は下がると思います。そういう時に、補正の財源がなくなるからもうやらない、というふうにも受け取れますね。私達はそうではなくて、予算の配分そのものを変えていくと。だから公共事業予算や、あるいは防衛費も安倍さんになってコンスタントに増えていますけれども、そういうところを根っこから配分を変えることによって対応していく。そういう意味で、「果実」を分配するという考え方ではないんです。「分配と成長を両立させる」、そういう考え方です。
 そういうこともしっかりと議論したかったんですが、残念ながら党首間で議論する機会もないまま終わってしまったのは非常に心残りです。

【毎日新聞・松本記者】
 改憲勢力の定義の話に戻るが、先ほど「いろいろな解釈がある」とおっしゃったが、その中で、おおさか維新は9条は変えないと言っていて、代表は9条を変えたくないと強く主張されてきたという話もあった。おおさか維新は、代表が考える「3分の2」の中に入らないという認識か。

【代表】
 それは「改憲勢力」の定義の問題だと思います。

【毎日新聞・松本記者】
 その定義だが、今後改憲の議論の焦点が定まってこないと、改憲勢力そのものについても固まってこないという認識か。

【記者】
 現時点で言うと、9条に関して言うと、改憲勢力には入らないですよね。だから、その中身次第。憲法の全部を変えないという意味だとすると、維新も「変える」とは言っているわけですから改憲勢力に入るし、9条に関しては改憲勢力に入らないということだと思います。
 でも、今改憲勢力に入らなくても、将来、維新だって考え方を変えるかもしれませんから。そういう不安定さというのはありますよね。

【朝日新聞・贄川記者】
 代表は「逃げ回られてしまった」と繰り返しおっしゃったが、では、どう戦えばよかったと今お感じになっているか。

【代表】
 なかなか難しいんですけれども、私はメディアの皆さんにもぜひお願いしたいと思います、今後。つまり、そういう場がなくなってしまったじゃないですか、最後の2週間。自民党の要請に基づくものですけれども、そういうものをやすやすと受け入れるようなメディアでは残念だと私は思いますね。我々広く伝えていくためには、そういう場がなければ、一方的に、それぞれ街頭演説で言うしかなくなってしまいます。
 質問状も出しましたが、これも全部断られましたよね。答えは返ってきませんでした。そういったことがないように、やはり選挙の時に国民の前でしっかりと堂々と議論できる、そういう政治にしたいものだと。それが健全な民主主義じゃないかと思っています。

【ニコニコ動画・七尾記者】
 今回、参院選で各党首の中で遊説距離がトップだったと思う。各地を回られて、若者の手応えを含め、18歳選挙権は民進党にとってどうだったか。若干抽象的ではあるが、今回のテーマの一つでもあるので伺いたい。

【代表】
 どうだったかというのは、これはわかりません。ただ、いろいろなアンケート調査を見ると、やはり自民党支持が若い人に増えていることは間違いないですね。いろいろな理由があるんだとも思います。我々のアプローチの仕方も十分でなかった面もあります。
 ただ、若い世代にお願いしたいのは、次の世代のことを考えてどの党が政策を打ち出しているかと。私は、安倍さんのやっておられることは、例えば社会保障制度の持続可能性にしても、あるいは成長力を高める。潜在成長力は全然高まっていないわけですが、成長力を高める構造改革にしても、財政の健全化にしても、つまり将来世代のためのさまざまな改革を先送りして、今よければいいと。そういう政策だと私は思っています。
 そういうことがしっかり若い世代にも伝わるように、我々もっとしっかり発信していかなければいけないと思っています。

【日経ビジネス・田村記者】
 当初から、社会保障の充実については「赤字国債を出しても」とおっしゃったかと思うが、その割にはこのあたりはあまり争点とならなかった。かつ、国民にそこがアピールしたようにも思えないが、どのように受け止めておられるか。

【代表】
 私は、社会保障の充実の中で、特に最低保障機能を強化するための低年金の方に対する給付金制度ですね。もう一つは、介護保険の保険料の軽減措置、これ合わせて7000億円ぐらいになると思いますが、これをきちんと予定どおりやるべきだということは街頭演説でも相当言いました。
 ただ、与党のほうは、赤字国債のことだけ取り上げて、「不道徳だ」とか「おかしい」とか言うことはあっても、結局公明党と自民党で言っていることが違ったり、全く統一的な対応がなかったということです。
 今でも私は思っています。やはり消費税を上げられなかったのはアベノミクスの失敗の結果。その結果を低年金者の方や低所得の方にツケ回しするようなことはやめるべきだ、予定どおりやるべきだと考えています。
 その財源はというなら、もちろん行政改革もあります。公共事業予算の規模を民主党時代に戻すということもあります。防衛費を削るというやり方もあります。全てやってどうしてもだめなら、それは赤字国債でも、というふうに私は言ったんですけれども、その赤字国債のところだけを取り上げたのは与党じゃないかと。
 私、与党の皆さんに申し上げたいのだけれども、税収の見積もりが予算を編成した時と比べて下がりそうですよね、今。円高が進行して。そういう中で補正予算、財源どうするんだと。これも聞いても答えは返ってこないんですけれども、そういうことも本当は明らかにしてもらいたかった。これ、国債を発行して公共事業でもやるんですか、あるいは、まさか赤字国債でやるようなことはないですよね、と確認したかったんですけれども、全く答えは返ってきていない。我々が自民党に出した質問の中には入っています。

【NHK・花岡記者】
 先ほどの発言の中で、「私の考える一定のラインは17の倍だ」とおっしゃっていた。確認だが、この「17の倍」という数字には、民進党が出している公認ではなくて、推薦の候補も入るということか。

【代表】
 これはザクっとした議論なので、あまり綿密に言っているわけではないんです。
 今、NHKだと、田名部匡代さんが上がって、鉢呂吉雄さんが上がって、今幾つになりましたか。

【NHK・花岡記者】
 弊社の調査だと、公認候補は31で、推薦を出している候補が3人で、34になったが、この数字の受け止めは。

【代表】
 それをどう考えるかですね。

【NHK・花岡記者】
 どうお考えでしょうか。

【代表】
 多ければ多いほどいいんです。別にそれが勝敗ラインとか、そういうことはないんですけれども、やっぱり3年前と比べて倍取れば、相当再建途上にあるということは言えるだろうなと思っていました。公認だけだと三つ足らない、推薦も入れればちょうど倍だというのは、なかなか微妙なところだとは思います。

【読売新聞・中田記者】
 代表は今回の参院選の位置づけについて、「巨大与党に歯止めをかけて、次の衆院選で政権交代を狙うための足がかりにする選挙だ」とおっしゃっていたが、その目標は達成できたと考えられるか。

【代表】
 いろいろな課題があることも含めて、やってみてわかったことがたくさんあります。
 東北では1人区をかなり制することもできました。長野も山梨もそうですね。しかし関西は、京都を除いて全滅状態。この関西をどうやって立て直していくかということは大きな課題です。
 それから選挙をやっていて思いましたけれども、やはり地方議員の数が減っていたりして、県連の機能が相当弱くなっている、そういう県連も結構ある。我々が入っても、それに対応するだけの準備ができないような県連も結構見受けられました。そういうところをどうやってこれから補強していくのかということをしっかりと考えなければいけないと思います。
 地方議員も、女性の地方議員候補者を倍増するということを今、私は言っているんですが、それ以外、男性も含めて、いい人材をたくさん出していくことは非常に大事だと思います。

【「FACTA」・宮嶋記者】
 三重で(芝博一候補が)当選した時、当たり前だと思ったのか、それともホッとしたのか、率直にどんな気がしたか。
 それから、今回の選挙を通じて一番手応えを感じた新しい選挙の形みたいなものは、どこか特別に選挙区であったら伺いたい。

【代表】
 例えば先ほど芝さんがバンザイした時に、その後ろにいた若い女性はSEALDsの東海の責任者の方です。そういう形で、ちょっと今まで考えられなかったような、そういう世代とか人たちが懸命に応援してくれたというのが、芝さんの勝因の一つになっていると。そういう意味では象徴的な場面だなと思いました。
 芝さんも、最初はちょっといろいろな思いはあったかもしれませんけれども、やっていく中で、「これはいい。本当に真剣に応援してもらってありがたい」というようなことも言っていました。一つの新しい流れができてきたのかなと思います。
 三重の選挙で、私の発言をいろいろ言う人がいますけれども、三重はちょっと切り離して、芝さんを落とすわけにはいかないということで考えたわけです。残念ながら、こういう選挙で、いろいろな手を使って足を引っ張る動きというのはあるんですね。私が本気じゃないんじゃないか、というようなことは随分流布されました。だから「おれは本気だ」ということを示すために、わかりやすく発言したということです。これで随分締まったと思います、私の支持者は相当本気になってやってくれたと思います。

○東京都知事選挙について

【日本テレビ・原記者】
 都知事選挙について伺いたいが、改めて野党4党の枠組みにこだわるつもりはあるのか教えていただきたい。

【代表】
 勝つためにも野党4党の枠組みは大事だと思います。野党サイドから何人も候補者が出るようなことがあったら、とても勝負にならないわけですから。
 そこは尊重しつつ、やはり具体的名前が重要だと思います。決まればご説明したいと思います。

【報知新聞・北野記者】
 どのような候補者を立てて、どのように必勝を期していくのか。名前は挙げられないにしても、もう少し伺えたらと思う。もう既に都連から本部に話が上がってきている局面かと思うが。

【代表】
 決まれば、お話しします。




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