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2002.07.31|その他

「民主党新生プラン」概要

プランは、民主党が現在極めて厳しい環境に置かれていることをあらためて強く認識した上で、明確な戦略目標(比較第一党の地位獲得)を打ち立て、その達成に向けてあらゆる施策を実施し、経営資源を投下していくことを企図している。

そして、「高い透明性の確保」など四つの価値を、民主党の構成員が共有すべき価値として提示している。このステートメントは、民主党の特長である多様性を維持しながらも、コアの部分での一体感を確保することの重要性を確認するものである。

具体的な改革案は、「組織・人事改革」「選挙戦略」「財務・経理改革」の三つの柱から構成されている。

「組織・人事改革」では、政権戦略本部の設置によるこれまでにない統合された戦略立案機能の実現をはじめ、代表の権限強化及びその他役員との役割分担の明確化、戦略的な人材発掘と育成などを盛り込んでいる。

「選挙戦略」としては、重点選挙区の設定と集中的な資源投下の戦略的実施、コーチ制の導入による肌理細かな選挙活動支援の実施、選挙に関連するプロセスの透明性の向上等を盛り込んでいる。

「財務・経理改革」では、現在の党会計、議員会計が多くの面で問題があることを率直に認め、第三者(外部)も含めた「歳出評価プロジェクト」の立ち上げや 「民主党議員会計基準」の策定を通じて、徹底的な透明性を実現し、国民への説明責任を果たすことを目指している。




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