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2013.06.05|TALK-ABOUT [ブログ]

アフリカ開発会議―弱い立場の人たちへの支援も忘れてはならない

130605


アフリカ開発会議(TICAD V)が無事に終了しました。

そのことについては、まず非常に良かったと思います。しかし、安倍総理はTICAD Vで、民間の投資を促進するということを中心に、インフラ整備などを強調されました。

もちろん、そのことは非常に重要で、アフリカはここ数年経済成長率も高く、同時に若い人口が多いため、将来的に次第に老いるアジアに代わって、人口が増え、経済成長が期待できます。いま、そういうアフリカになりつつあります。

そういうなかで、民間企業の投資、そして、政府の開発援助(ODA)がうまくかみ合うことで、経済全体の水準を上げていくことは非常に大事なことだと思います。


しかし、同時にもう1つの課題である、人間の基本的なニーズに対する支援、例えば、感染症やエイズといった病気に対する対応、あるいは、学校に行けない子どもたちがたくさんいるなかでの教育、そして環境、そういった基本的なことについての日本の地道な支援ということも、いままでアフリカに対してなされてきました。

そして、海外青年協力隊やNGOの皆さんが大変活躍してこられました。そういったことについての言及も、総理の演説の中にもう少しあってよかったのではないかと私は思います。

経済成長はしても、その成長の波に乗れない国もたくさんあります。資源を持つ国は経済成長できたとしても、そうでない国は、必ずしも全体として成長しているわけではありません。

あるいは、国そのものは経済成長していても、それの恩恵を受けられる人と受けられない人がいます。まだまだ貧困層に属する人たちが多数いるのがアフリカです。 

そういった点についても十分目を配り、もちろん経済成長することで多くの問題が解決できるという側面がありますが、同時に弱い立場の人たちの生活をしっかりと支援していくということも忘れてはならないと思います。そしてそれこそが、日本らしい支援の仕方であると思います。

そういった視点が少し弱かったように感じたのは私だけでしょうか。民間投資促進だけを強く強調しすぎるというのは、少し違うのではないかと思います。

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