常任幹事会で、候補者の年齢制限について、改めて問題提起しました。前原代表時に、常任幹事会として、一定以上の年齢の方は現職を除き、原則として候補者にしない、とのルールを決定しました。このルールについて、高齢者を差別するものであり適切でないとの声が、執行部の中からも出ています。私は、原則を維持しながら例外を認めるというのであれば、なぜ例外扱いをしたのかの説明が必要だし、ルールそのものを変えるのなら、新たなルールを常幹に示してもらいたいと発言。菅代表代行と鳩山幹事長で意見の違いがあることがわかったので、執行部として考えを統一した上で、常幹に提示してもらいたいと再度発言しました。年齢制限の問題は、確かに難しい問題です。私の思いは、党として認めたルールに基づく党運営が大切で、ルールがありながらその運用が柔軟になり過ぎると公平感が失われるというものです。
前日の夕方から31日(木)までの3日間、淡路島で開催された日韓フォーラムに参加。日韓の政治家、学者、経済人など約50人が参加して、日韓両国の問題を徹底的に議論しました。韓国側の議長は元外務大臣の孔さん、日本側はキッコーマンの茂木さんが議長です。以前は、日本側議長は外務省OBの小和田さんでした。私は十年程前から熱心に参加していたのですが、ここ数年、幹事長・代表と忙しかったために欠席し、久し振りの参加となりました。率直ないい議論ができたのですが、とくに数年前と比べて、韓国側の意見が多様化していることが大きな変化だと思いました。
私は、今回は注意深く発言を聞くことに徹したのですが、とりまとめの時に発言し、4点指摘しました。第一に、竹島の問題について、孔議長が行った韓国側の、なぜ竹島が日本領土でないのかとの説明は新鮮だった。しかし竹島が韓国領土であることに自信があるのであれば、国際司法裁判所で決着をつけるという方法を韓国側も政治決断すべきではないか。第二に、総理の靖国参拝の問題は日本国内でも議論が分かれている。私は総理の参拝に反対の立場だが、いずれにせよ韓国が声高に反対を唱えることは、日本人のナショナリズムを高め、いい結果をもたらさない。第三に、北朝鮮問題の最大の本質は核である。インド・パキスタンの核実験以降、核武装はやったもの勝ちの世界になってしまった。北朝鮮が核武装を断念するのは経済的に徹底的に追い込まれた時だけであり、中途半端な太陽政策は意味がないのではないか。第四に、日本政治の最大の問題は、国民の狭いナショナリズムが高まっていることであり、これを乗り越えることができるかどうかだ。次の総理が賢明な対応ができるかどうか、私は、楽観的にはなれない。
久し振りに日韓関係を見つめ直す貴重な機会となり、韓国オーマイニュース社長のオー(呉)さんなど新たな友人をつくることもできました。