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週刊ビデオメッセージ

2005年12月26日号

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2005年を振り返り、2006年を展望する

皆さん、こんにちは。岡田克也です。

今日は今年最後のビデオトークになります。1年間を振り返って少しお話をしたいと思います。

今年1年、前半は民主党代表として、全国を回ったり、あるいは国会での小泉総理とのやり取り、そういったことで大変忙しく過ごしてまいりました。

9月に総選挙があり、その結果、責任を取って代表を辞め、今日まで約3カ月間、代表時代いろいろな機会にお世話になった皆さんへの挨拶回りなど、精力的に行ってまいりました。

今年1年がどういう年だったかと問われれば、決して良い年だったとは言えないと思います。

代表として、今まで選挙では負けず知らずだった民主党ですが、今回大きく議席を減らすことになりました。

もちろん私は、2480万票、300小選挙区で民主党の候補者が獲得をしたわけですから二大政党制が揺らいだとは全く思っていません。

しかし、政権交代のチャンスを掴むことができなかったことは事実。その点については重い責任を感じているところです。

考えてみると、私自身も初めて当選して15年になります。今回のこの選挙は私自身に「もう一度立ち止まって、そしてしっかりと充電をしろ」と言っているように思えます。

あるいは、民主党自身もいままで高度成長を遂げてきました。しかし「ここでもう一度しっかりと足元を固めろ」ということではないかとも思っています。

大事な時期だと思います。民主党にとっても大事な時期。私自身にとっても大事な時期だと思います。

民主党はいま、もう一度政策を再検証し、国民の立場に立った改革のメニューをしっかりとつくり上げなければなりません。

同時に、全国からさらに人材を求めながら人を育てること。我々が政権を取ったときに、政府をしっかりとリードしていけるだけの有為な人材を揃えていかなければいけません。育てなければなりません。

私自身も非常に忙しかったここ5年間。政調会長、幹事長代理、幹事長、そして代表――。息つく暇もない、そういう5年間でした。

ここで少し充電をして、本を読んだり、あるいは見聞を広めたり、いろんな方と対話をしながら、これから日本をどうすべきか、私自身政治家としてどういう活動を行っていくべきかを考える非常に貴重な時間をいただいたと考えています。

マスコミは、小泉政権のいろいろな改革の話をしています。しかし残念ながら、いずれも表面的なものであって、私が選挙のときに申し上げたこと、1つは財政の立て直し、そのための徹底的な歳出削減の具体策、小泉さんには、例えば診療報酬を一時的にマイナスにするということはあっても、その医療制度の骨格を変えて、そして歳出削減につなげていくという、そういう具体策は何もありません。

地方分権も、三位一体の補助率を変えて、数字合わせはしていますが、本当の分権というものにはほど遠いのが現状。つまり、非常に表面的な改革に終わっているのが現実です。

少子高齢化・人口減少時代の中での社会保障制度や子育て支援策、こういった問題についても小泉政権の下で答えは用意されていません。民主党が、そして日本の政治が出さなければならないことは課題山積です。

来年は、国会での議論を通じて、しっかりと国民の皆さんに理解していただけるように、民主党の存在感を示していきたい。その決意を新たにしているところです。

最後に、皆さん良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いいたします。