「SFJ」
SFJと聞いて、皆さんは何を思い浮かべますか?
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンではありません。特殊撮影でもありません。もちろん、ジョン・F・ケネディでもありません。
答えは「スターフライヤー」、昨年3月に開港した新北九州空港と羽田を結ぶ新しい航空会社の略称です。ライト兄弟が作った世界初の飛行機フライヤー号にちなんで名付けられたそうです。
昨年の秋以降、福岡市長選挙と北九州市長選挙のため、岡田は福岡・北九州を8往復し、5泊13日滞在しましたが、その際の移動手段として大いに活用したのが、このSFJでした。
SFJには、乗客のニーズに応えようという新しい発想がたくさん見られます。
まず、広くて快適な座席。通常170席の機体に144席しかシートを設けず、新幹線並みのゆったりとした空間を確保しています。しかも、すべて革張りです。
また、全席に液晶テレビが付いていて、ニュースやビデオ、音楽チャンネルが用意されています。コンセントも完備されているので、携帯電話やパソコンの充電も大丈夫です。航空運賃は低価格に設定されていますが、サービスや応対は遜色ありません(新聞は配られませんが)。
さらに、上着を掛けるフックが付いているのも、特にスーツを着るビジネスパーソンには嬉しい心配りです。
た だ、残念ながら、経営は必ずしも順調ではないようです。売り物だった羽田発着の早朝便と深夜便も廃止となりました。また、新規参入会社の宿命ともいうべき かもしれませんが、羽田のカウンターと搭乗口は一番端です。海上空港である新北九州空港へのアクセスは鉄道がなく、バス・自動車しかありません。充実した サービスにもかかわらず、厳しい現実の中、やはり航空会社の経営は難しいんだなということを改めて感じさせられました。
SFJは地元企業が中心となって出資・設立した会社です。激しい競争を乗り越え、北九州の「アシ」として地域の発展を支える航空会社となるよう、陰ながら期待しています。